毒親とは毒になる親で、子どもの人生を支配して子供に害を及ぼす親を指します。

「毒親には絶対にならないぞ!」という強い決意を持ちながらも、具体的にどうすれば良いのかわからない方も少なくないはずです。

決して親は毒親になりたいからなるのではなく、毒親という自覚がない、子どものためだからという理由づけで支配してゆくから毒親へと向かっていくのです。

子供を愛する気持ちは皆がお持ちでありますが、ちょっとした愛し方の違いから毒親へと変わっていってしまいます。

気づかないうちにそんな毒親にならないために必要なことを紹介していきます。

子供の自立を促すことが大切

まずお伝えしたいのは、子供の自立性を奪ってはいけないということです。

子供はひとりの独立した人間でありこれから未来へむかって成長してゆきます。

小さいうちは自分で歩けず、食事もできないので親の助けは必要でしょう。

ですが過剰に干渉することはかえって、子供の自立性を奪うことになります。

将来を考えてみてください。

子供の寿命まで健康で生きていられますか?

自分の夢や意見を押し付けていませんか?

子供にとっては家族というシステムは全てなのです。

必要以上に支配し自立を妨げてしまってはならないのです。

子供のプライバシーが守られているか

子供は幼いうちは一人で歩くことはできません。

もちろん、食事も一人では取れません。だから親が必要なのです。

ただ、ある程度成長した子供は決してそうではありません。

いつまでも助けてばかりいると、しっかりと自立ができない子供になるのです。

一つ、プライバシーを尊重することを心がけましょう。

親子と言えど子供も1人の人間であるということを忘れず、最低限のプライバシーは守ることが大切です。

知っておかなければならないことならやむを得ませんが、子供が秘密にしていることはできるだけ咎めないようにしましょう。

また、子供の部屋や子供が使うスペースには極力手をつけず、触らなくてはいけない場合は子供の許可をとってからにした方が良いでしょう。

これらを守らずに子供のプライバシーを確保しなかった場合、子供は家に居場所を感じられなくなってしまいます。

子供に対する発言に一貫性があるか

自分の気分に合わせて、過去に「良い」と表現した事象を「悪い」と言ったりするなど、主張をコロコロ変えることは良くありません。

時と場合によって変わる主張は子供を困らせます。

そのようなことを繰り返していると、子供は何が良くて何が悪いのかがわからなくなってしまい、他人を怒らせることがないか一挙一動まで過剰に気にするようになる恐れがあります。

子供に教えるべき大事な価値観、判断基準は可視化できるようにノートなどにまとめておきましょう。

そして子供に対して何かを主張する際は見返すようにして、どんな気分でも発言内容に一貫性を持たせることを意識することが大切です。

子供自身に選択を委ねること

子供が何を好むかやどの道に進むかの選択は子供自身に任せましょう。

選択することによるリスクを子供が理解していない場合はそのリスクを伝え、その選択を避けることを暗に示すことも必要です。

しかし、子供がそのリスクを理解した上でもその選択をすると言ってきた場合は、よほど他人や子供自身に危害を加える危険性がない限りは否定をせずに子供のその選択を受け入れましょう。

親が果たす役割はあくまで「子供に指針を示すこと」のみであることを意識してください。

大切なのは、客観性をもってみてあげることです。客観性とは実は簡単なものです。

親として意見を言う前に子供に「どうしたいの?」「どう思う?」を聞くだけなのです。

子供が迷っているときはアドバイスを送る程度で十分といえるでしょう。

その答えに対して否定するのではなく、親の目線・経験値でアドバイスすることが大事です。

反対に子供の選択を禁止したり、特定の方向に強制することは避けましょう。

そうすることで自然と親子間で意見交換できる構図ができてくるはずです。

選択の責任を任された子供は個人として尊重されている感覚を抱くことができ、他者を尊重できる人間に育つでしょう。

親子の関係性を客観的に見つめ直すことが大切

特に「子供を1人の人間として認める」ことは重要なため、頭の片隅に常に置いておきましょう。

しかし、産まれた頃の無力な印象を引きずり、子供を所有物のように思い、支配してしまう親は多いです。

少しでもそう思ってしまっている場合は早急に客観的な視点から親子関係を改めて見つめ直しましょう。

客観性と子供への愛情あれば、決して毒親にはなりません。